2016年 05月 01日
カイガラムシ対策
よかったー (´-`)ほっ
カイガラムシ対策で、葉っぱをぜーんぶ落としたモチノキ
ちっともちっとも新芽が出ず、もう駄目かも、とあきらめかけていた
モチノキ がっ
新芽出ました
よかったー うれしー
まださみしい枝もありますが
それはおいおい
そもそも何が「カイガラムシ対策」なのか?
言葉足らずだったので捕捉しますと
一般的なカイガラムシ対策は、冬場に薬をまいたりする
でも、薬キライ
なので別の手段を採用・・・それは、ホサツ
モノの本(カイガラムシの本。名前は忘れました)によれば
カイガラムシは、五、六月ごろ子供を産むらしい
そして、子どもの間だけ動き回ることができ
大人になると「ここ!」と決めた場所から動けないらしい
五、六月・・・といえばそれは新芽の出たあと
つまり、柔らかーい新芽が出た後に子どもたちが生まれ
柔らかい茎にくっついて人生を始めるという仕組み
堅くなった枝からは樹液を吸えないようなのだ
ということは、新芽が出る前にカイガラムシを一掃すれば
その木からはカイガラムシがいなくなるではないか!
という推測のもと
何年か前に渋柿の枝(カイガラムシがついている細い枝)を
全て剪定してその木からカイガラムシを駆逐し
それまで、煤(スス)病で真っ黒だった渋柿を見事
よみがえらせた実績がある
ほら、これ!
枝にはカイガラムシは見当たらない!
煤病で真っ黒だった幹がきれい
ああ、すっきり 心なしか葉っぱも以前より茂っているような
それを、今回カイガラムシがいっぱいついてたモチノキに
応用したのだが、一カ月をこえてもいっこうに新芽が出ず
非常にあせっていた・・・のだった
あー芽吹いてくれてよかった (´-`*)ホッ
※ 煤病(すすびょう)
葉っぱや枝に真っ黒な煤のようなものがつく
柑橘類に多い
病気という名だが病気ではなく、アブラムシやカイガラムシの出す排泄物(ひらたく言えばおしっこです)が原因となり、カビが生えている
カイガラムシがいないようならアブラムシが原因なので、剪定をして風通しを良くすると改善することが多い(家の陰など場所自体が問題な時もあり)
剪定の目安は、向こうがチラチラ見えるくらい(上の渋柿の写真くらい)
向こうが全く見えないほど茂っていると、煤病になる率高し←特に柑橘類